こんにちは、熊本市東区で日本一真っすぐ走る行政書士の湯上裕盛です。
今日は小規模事業者持続化補助金<一般型>補助金最大50万円、補助率3分の2というお話をしようと思います。
小規模事業者持続化補助金<一般型>
前回の動画で低感染リスク型ビジネス枠というので、フリーランスや個人事業主が使える補助金最大100万円というお話をしましたが、補助金にはいろいろなコースがあります。
その中に低感染リスク型ビジネス枠という一つのコースがあり、それはは補助率3/4、最大で100万円補助しますという内容です。
今回お話する、小規模事業者持続化補助金<一般型>のコースは補助率2/3で補助額最大50万円補助してもらえます。
例えば、75万円のお買い物に対して国が50万円分を補助してくれて、自己資金・自己投資は25万円でいいですよという内容です。
言い換えると、25万円で75万円分の投資ができるというお話です。
これには販路開拓と業務効率化という目的があります。
販路開拓と業務効率化に繋がるような取り組みに対して出る補助金ということです。
販路開拓とは会員数が増えることや、売上が上がる取り組みのことを言い、業務効率化とは5時間かかる作業を2時間で済むようになる事を、業務効率化と言います。
前回お話した低感染リスク型ビジネス枠の応募開始時期は正式発表されていませんが、小規模事業者持続化補助金<一般型>は既に公募要領が決まっていて、一番近い期日は2021年6月4日(金)当日消印有効となっています。
年間を通して開催しており、2021年6月4日(金)、2021年10月1日(金)、そして来年2022年2月4日(金)頃の計3回が行われる予定です。
郵送、電子申請どちらも可能で、電子申請の場合、加点がつくので電子申請がおススメです。
対象経費・要件
前回もお話ししましたが、この補助金には従業員要件というのがあります。
サービス業 :5名以下 製造業その他:20名以下
販路開拓と業務率化に繋がるような取り組みに対してお金が国から補助してもらえるということなので、売り上げが上がりそうな取り組み(広告宣伝費、広報費、改装費)を行い、店舗を改装して作りこんでいくという方がよく申請しています。
業務効率化と言えば、機械を購入したりします。2年ほど前の事例を挙げると、ドローンが流行った時期にドローン(30万円)と併せて空撮測量したものを解析できるTERRA MAPPERというソフト(50万円)併せて80万円を購入し、その後申請して50万円を補助してもらうというのが流行っていました。
その背景には、建設会社や屋根の点検をしている会社などが、屋根の点検をドローンで行う事で新しいサービスが可能になり、売上を上げられますよ!であったり、これまで人力で測量していたものを写真で測量することで、人の手が掛からなくなり、作業効率を上げ、その分いろいろと別のことが出来て売り上げを上げられます!といったことで、ドローンなどの機械装置の購入が流行っていました。
また、広報費としてホームページ・チラシ・パンフレットなどを作成したり、最近ではSNS広告、YouTube広告、リスティング広告なども補助されます。
尚、キャッシュフローで言うと【補助金】はお金を先出しします。
キャッシュインが後になってしまうので、最初に75万円~80万円を自分で出さないといけません。その後、完了報告を挙げて承認を得ると後から補助金が入ってくるという形なのでそのキャッシュインが遅れてくるという点で資金調達などは調整する必要があるかと思います。
まとめ
今日は小規模事業者持続化補助金<一般型>についてお話をさせていただきました。
こちらは公募要領が出ていますので、4月以降1回目2021年6月4日(金)でまだ間に合いますので、申請したい方は小規模事業者持続化補助金<一般型>と調べて公募要領を見てみてください。
もしご質問があればコメント欄に書いて頂けたら返信いたします。
それでは今日もご視聴頂きありがとうございました。また次の動画でもよろしくお願いします。