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くまもと型小規模事業者経営発展事業補助金

令和2年度くまもと型小規模事業者経営発展事業補助金ポンチ絵 補助金
令和2年度くまもと型小規模事業者経営発展事業補助金を解説!【熊本県独自の補助金】

おはようございます!

日本一真っすぐ走る行政書士の湯上です。

今日はくまもと型小規模事業者経営発展事業補助金について簡単に説明します。

これわかりやすく言うと、ものづくり補助金よりの小規模事業者持続化補助金みたいなイメージで、熊本ならではの条件などがあります。

では見ていきましょう!

くまもと型小規模事業者経営発展支援事業補助金とは?

補助金を知るために最も大事なことは、事業目的です。

つまりこの補助金どんなことにお金がもらえるかというと、

販路開拓や生産性向上や第二創業にかかるお金、経費に対して補助しますよというものです。

熊本地震で影響を受けた小規模事業者でなくてはならないなどの条件が付いています。

補助対象者

まずこれが大事です。

いまから話す4つの要件をすべて満たす必要があります。

つまり、これに当てはまるかどうかでこの補助金を申請するための土俵に上がれるか決まるということです。

1.熊本県内に所在する熊本地震の影響を受けた小規模事業者であること。

これにも条件がありますが、

熊本地震発生時に熊本県内で事業を行っていて、今現在も事業を継続して行っている事や事業資産が直接被災したり、売上減などの間接的被害を受けたこと、それから一番大事なのが小規模事業者であることです。

この小規模事業者であるかどうかは業種ごとの従業員数で判断されます。

2.この補助金を申請するために、経営革新計画や経営力向上計画、それから先端設備導入計画の認定を取っていること

3.暴力団関係者や暴力団関係者と密接な関係者に該当しないこと

4.県税に未納がないこと

対象となる経費

17項目あります。これはいちばん細かい部分なので、公募要領を読むか、迷った場合は問い合わせをしてください。

よくある質問で言うと、車やパソコンこれは、この補助金を使って行う事業以外にも使用できる可能性がある汎用性が高いものとみなされるので補助金を使って買うことができません。そのほかにも事務用品等の消耗品代も対象となりません。

補助率・補助額

補助率は事業対象経費の2/3

補助額はマックス200万円です。

これは、300万円のお買い物に対して200万円補助してもらえるということです。

1/3の100万円は自己資金での持ち出しが必要になります。

違う言い方をすると、100万円で300万円分の投資ができるということです。

それから、共同でこの補助金を使った事業を行うこともできます。

5社で共同して何かをしたい場合は1社の上限である200万円×5社でマックス1000万円となってみんなで共同して何か事業をすることもできます。

受付期間

受付開始は令和2年4月30日なのでもうスタートしています。

受付締切は令和2年6月24日(水)必着となっています。

これは郵送でも持参でもどっちでもOKです。

提出先の熊本県中小企業団体中央会までとなっています。

持参の場合は営業時間内までに提出が必要です。

それから、Jグランツによる電子申請も可能となっています。

この電子申請をするためには前もって専用のIDを取得する必要があるためご注意ください。

手続の流れ

まず要件にもあるように、経営革新計画や、経営力向上計画、先端設備導入計画の認定を取らなければなりません。

小規模事業者持続化補助金の場合はこの経営革新計画などが加点項目であるのに対し、くまもと型のこの補助金では経営革新計画等を取得している事が必須項目となっています。

この計画は何かというと、今回の計画に対して国や県や市町村がお墨付きを与えた証明書のことです。

ということで、

(①)手続きのまず第一歩は経営革新計画などの認定を取得することです。

(②)次にその計画を踏まえて今回やりたいことの計画書を作成します。

(③)そしてその計画書を商工会若しくは商工会議所に持って行って助言などの支援をしてもらう。

(④)その後県が指定する機関の専門家2か所ありますここに持って行って更なるブラッシュアップをする、その後申請という形になります。

まとめます。

経営革新計画や経営力向上計画、先端設備導入計画の認定を受け、その計画に基づいて経営計画書と事業計画書を作成します。

その後、商工会議所などと共にブラッシュアップしたうえで申請するという流れになっています。

補助金申請において大事な考え方

さいごに補助金が欲しいという方に毎回説明している事を話して終わろうと思います。

最初に大事なことは事業目的だと話しました。

今回の補助金で言うと、販路開拓や生産性向上や第二創業にかかる経費に対して出るお金です。

審査員はそのやりたいことが事業目的に沿っていて有効かどうか、実現可能かどうかを判断します。

ただお金が欲しいでもらえる補助金ではないということです。

そのお金を使って何がしたいのか、そのお金をかけて2年後、3年後どうなりたいのかをこの機会に考えてみてはいかがでしょうか。

さいごに

ということで今日は『令和2年度くまもと型小規模事業者経営発展支援事業補助金』について話をしました。

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