おはようございます!
日本一真っすぐ走る行政書士として熊本市東区で活動する湯上裕盛です。
GWが終わりましたね、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は昨日発表され、本日より開始される新型コロナウイルス感染症に対する熊本市独自の支援策【熊本市緊急家賃支援金】についてお話します。
これは、緊急事態宣言に基づいて熊本県から休業要請をうけて休業した施設や時短営業をした飲食店などの店舗の家賃1か月分、それの8割を補助します。というものです。
それでは詳しく見ていきましょう!
支援金の対象者
今から話す①から⑤の要件をすべて満たす必要があります。
① 熊本県が指定した「協力要請施設」に該当し、実際に休業に応じたか、熊本県が指定した「協力要請しない施設」の「食事提供施設」に該当し、実際に時間短縮営業をしたこと。
床面積による制限や、営業形態による制限がありますのでわからないことがあれば問い合わせください。
食事提供施設の時短営業に関しては、朝5時から夜8時までの短縮営業で、お酒は夜7時以降出してはいけません。
これが当てはまっていれば、①の要件は満たすことになります。
② 熊本市内において店舗を賃借している中小・小規模事業者(ただし熊本県外に本社を有する場合は除く。)
③ 緊急事態宣言に基づき熊本県が休業要請を行った日 (令和2年4月21日)において、事業を継続していること。
④ 市税を滞納していないこと。
⑤ 暴力団関係者や暴力団関係者と密接な関係者に該当しない
いくらもらえるのか
賃貸借契約書に書かれた1か月分の賃借料をもとに算出します。
ここで注意が必要なのが、管理費、共益費、駐車場代は除かれるということです。
最初に1か月分の家賃の8割と言いましたが、上限があります。
家賃としての上限は35万円そして、その8割を支援してもらえるので、支援金の上限としては、28万円となります。
具体的には、パンフレットには3つ、例が載っていますのでこちらを説明します。
・ 家賃50万円の場合 家賃上限350,000円×80%=280,000円(支援金の額)
・ 家賃35万円の場合 家賃 350,000円×80%=280,000円(支援金の額)
・ 家賃25.4万円の場合 家賃 254,000円×80%=203,200円
※1,000円未満切捨てなので、支援額は203,000円となります。
ここで大事なことは、この支援金は1回のみです。1回のみ。毎月もらえるものではありません。
受付期間・受付方法
申込受付期間は、
令和2年 5月7日(木)~ 6月30日(火)
受付方法は、郵送のみとなります。
6月30日の当日消印有効となっていますが、早めに郵送しておくことと、できるだけ簡易書留など追跡ができる方法でおくることをおすすめします。
申請書類
申請書類は熊本市のHPからダウンロードできます。
必要書類
必要書類は、
申込書、請求書、誓約書
申込者と請求書の振込先口座名義人が違う場合は委任状が必要です。
添付書類
それから、少々面倒ですが、添付書類があります。
1.賃貸借契約書の写し
2.休業要請期間以前の営業実態が確認できる書類の写し
これは、開業届や確定申告書の控えなど、また、食事を提供する施設の場合は営業許可証が必須となります。
3.店舗の外観・内観がわかるもの。
店舗の写真をプリントアウトしたものを提出してください。
4.休業や時短営業の状況が確認できるもの。
これが少しあいまいなんですけど、申請要領によると、
告知している貼り紙やホームページなどということで、写真をプリントアウトしたものや、ホームページの告知画面をプリントアウトしたものでいいと思います。
5.振込口座の通帳の写し
以上申請書類3つと、添付書類5つとなっています。
申請書類に不備がなければ、2週間ほどで振り込まれる予定となっています。
わからないことがあれば熊本市緊急家賃支援金相談窓口までお問い合わせして頂けたらと思います。
以上、熊本市緊急家賃支援についての説明でした。
今日も真っすぐ走ります!